ここでは、初めて市場に参加する方に向けた、「初めての方を想定したオークションゼロ体験記」です。
途中で帰る事も、遅れて来て頂いても大丈夫ですが、基本的には市場OPENから終了まで(10時~19時くらいまで)売買するのが市場のスタンスです。(良い場所を取りたい人は早めに来ることをお勧めします。途中からくると最後列になります)
バック専用ラインは別に16時から競り開始の時計・ジュエリーエリアがあります。
下記の時間は5月14日の例でスタート時間以外、時間や小物の取り扱い時間など、内容は毎回変わります。
09:00 | 新横浜に移転し、参加が多くなった事から、良い席の確保の為に、開始の一時間半前から参加者が席の 確保に会場に入りする方が「ちらほら」と姿を見せます。 |
09:30 | スタッフが会場の設営の為に、集まり始めました。 時計・ジュエリーの下見準備も同時進行で進んでいきます。 この時点で、約1/3の席が決まっている状況です。 |
10:10 | 一気に人が増えます。入場料(一人3000円)の支払いで入札番号を貰えるので、会計に列が出来ます。自分の席を確保した後は、皆さん飲み物と軽食コーナー(無料)がありますので、飲みながら談話を楽しみます。皆さん同業者なので話しが弾みます。 |
10:20 |
市場参加者テーブルへ本日の出品物が流れ始めます。真贋チェック済みですが、皆さん真剣に改めて状態や真贋をチェックします。 この時、出品物にタグ(番号)が付いています。落札したい品があれば、ここで番号を控えておき、オークションが始まった時の入札に備えます。 |
10:30 | 出品物がゾロゾロと皆さんの前を流れていき、場に到着した時、いよいよオークションスタートです!まず、出品者名を名乗り、出品番号(タグの番号)を言います。その後、金額を言います。買い手が多い時には即時、値が釣り上がっていきます。買い手が居ない時は金額を下げていきます。自分が相応しいと思う金額で落札して下さい。 |
11:00 | 遅れた方や途中参加組みの方も出揃い、満卓になります。1品だいたい10秒ペースで進むので、全員真剣です。一度参加すれば解りますが芸術と言うか、見てて飽きません。ここが「オークションZERO!」な瞬間です。たまにルイヴィトンのチェーンなど際物が出ると激しい競合いがおきます。醍醐味であり、最高に楽しい瞬間です。 |
12:15 | 出品者が変わるタイミングで昼食休憩を挟みます。昼食はZEROから無料で配られます。いつも3種類くらいありますので、好きなのを選びます。ドリンクも無料なので好きなのを持っていって下さい。因みに、いつも40分くらいしか昼食時間取ず、しかも休憩終わりの5分前には出品物が流れ始めますので、実質30分くらいしか休憩時間無いかもしれません。タバコやトイレに用のある人は結構シビアな感じになります。 |
前場のまとめ
オークション開始は10:30ですが、出品物の確認は大体10分前には流れ始めます。
また、席は早い者勝ちなので、後記する山(お楽しみ箱)や購入点数が多い人は最前列で入札すると色々便利です(最前列であんまり入札参加しないと社長に嫌味言われますけど)
12:45 | オークションスタート時間の5~10分前に商品が流れ始めます。外でタバコ吸ってる人(席についてない人)パラパラ居ますが、商品は流れていきます。 |
12:50 |
午後のオークションがスタートします。みんなお腹いっぱいで眠かったりするハズなのですが、集中力が途切れません(特に前列の人)。欲しいものを適切な値段でバシバシ落札していきます。 |
15:00 | 小休憩が入ります。このアタリから、他の市場参加者(特に前列)の人たちが妖怪じみて見えてきます。一度参加すると解りますが、もう、この時点で1000点近い売買が行われており、頭の処理能力が限界と言うか、ゴハンも食べてボーっとしているのですが、前列の人たちは淡々と同じスピード、同じテンション、同じ相場感で落札を続けます。小休憩は10分程度と短いので、急いでトイレ・タバコ休憩に行くなど、みんなバタバタと休憩します。 |
16:00 |
ここから、山崎Jrがバック・社長は時計・ジュエリーの競りなります。当然同時進行で進みますので、会場が一層盛り上がる時間帯になります。 |
16:10 |
山崎Jrまだ経験が浅く、テンポが遅いです。最前列の人たちはイライラしている人も居る様ですが、市場参加経験が少ない人は、入札しやすくなります。少しでも山崎Jrが口ごもるとすぐにツッコミが入ります。ワイワイ楽しい時間の始まりです。 |
17:20 |
時計の競が終わり、社長がバックコーナーに戻ってきます。 小物が多い日は山崎Jrと社長(山崎)が別々に分かれて同時にオークションを行う場合がある様です。 |
18:30 |
みんなお楽しみの「山」が流れてきます。みんなと書きましたが、興味がある人、無い人がハッキリ出ます。 |
19:00 |
会計が本格的に始まります。落札が100点を超える人など、金額が派手です。正に現金商売なんだなぁ~と実感します。また、会場から自分のお店などに向けて発送手続きを行います。落札量が少ない人は、ダンボールに詰めて持って帰る人も居ます。会場からの発送は佐川急便であれば、伝票などもオークションゼロ側で用意しており、発送人員(佐賀急便の人)も待機しているのでスムーズです。 |
19:30 |
会計が終わって、社長が落ち着くタイミングを見計らいながら、後ろの軽食コーナーで、今日のオークションを振り返りながら、常連の人がお茶を楽しみます。社長が落ち着くと、別れや文句を言って帰ります。 |
まとめ
基本的には朝から晩までガッツリ買う人が多く、市場も左記の人を想定してスケジュールされています。
初めての人が競り合うと、独特の雰囲気に呑まれて、相場から外れた買い物をしてしまうので、市場に馴れるまでは、競り合いは2回くらいまでと心に決めて参加した方が良いです。
因みに、社長に「あだ名」を付けて貰うのがZEROでは、ちょっとしたステータスで、大概は酷いあだ名を付けられるのですが、このあだ名を持っている人は真の常連であり、ちょっとした我侭を聞いて貰える特権を与えられます。